ブログではどちらかというと、一般的に人間の悪い一面を書いている傾向にあります。
これは普段から自分を客観視して自分を軌道修正していくなかで、気づいたことを書いています。
そういう過程において、気づいて知って認識していくことがとても大切だと日々実感しています。
難しく書いてしまう傾向にありますが、何かしらお役に立てたらと思います。
エゴとは一般的に過剰な自己主張的なものを連想されることが多いと思います。
自分が特別な存在と思いこみ、周囲をさげすみ否定し悪い意味で我が道を行く的な感じですね。
これは、心の奥底にある満たされぬ欲求を満たす為に形成された一般的に表現されるようなエゴですね。
エゴにはいろいろありまして、悲劇のヒーロー、ヒロイン症候群的なエゴというのも
あります。
自分はこれだけやっているのに周囲は理解してくれない…。
こんなことを頻繁に愚痴って、いつも誰かを悪く言っているような人はいつも仮想の敵を創りだします。
その人の影響で自分は苦しんでいることを別の周囲の人に言いふらし、注目を浴びて同情してもらうことで、満たされぬ欲求を一時的に満たしているパターンだったりします。
これに少し似たようなパターンで、自己犠牲的なエゴもあります。
自分はどうなっても良いから人に何かしてあげたい的なものですかね。
ここで気づかないといけないのは、自分がどうかなったら相手に何もしてあげれなくなるということです。
あとは、これも一般的かもしれませんが、自分はダメな人間だから何を言われても仕方がない、ひどい目にあっても仕方ない系の自虐系なエゴです。
これも立派なエゴです。
出る杭は打たれる的な経験を何度かしたり、怒られる経験が多かった場合などでトラウマになると、同じような体験をしない為に、出ないように引っ込めるようにする行為が自己否定感になり、それにより形成されたエゴです。
これもエゴになるの? と思うかもしれませんが、こういうもの全てがエゴと言っていいでしょう。
まぁ、こういうのも被害者意識・犠牲者意識の影響がありまして、それは集合意識から来ている場合もあります。
ここで、過去世というものが関係あるなら、集合意識などの影響で持ち越してしまった不健全な信念体系エネルギー的な記憶の影響で、カルマ的なものを苦労して解決すべきテーマとしてしまったこととボクは考えています。
だから、生まれる前からトラウマをつけて苦労をするであろう、親を選んで生まれて来てしまうのでしょう。
こういったことが自分の人生は自分で選んできたことに繋がり、故に自分の人生100%自己責任という立場を取らないと、何も解決されないのだと思います。
ですから、トラウマや過去世の記憶などの解放時に、自分のそういう一面を気づいて知るという行為が大切になってくると思います。
もちろん気づいて知る事もなく、何かをきっかけにいつの間にか解放されていたなんて事もありますが。
エゴに密接に関係あるのが、『依存』だったりします。
そういう自分に知らない間に依存して、ひと時の快楽で欲求を満たす行為に依存し、更にエゴを正当化する事に依存する。
中毒症状に近いので、こういうことに気づけていない人に、あれこれ言うと思わぬ報復が来る場合があるので注意が必要です。
こういった無意識の依存も、エゴを中和して解放することを邪魔する要因だったりします。
そしてエゴのニーズに合った人を引き寄せてしまい、共依存的なものを構築してしまう場合があります。
例えば自己否定感が強いエゴと、他否定型のエゴはお互いのニーズが一致してしまい、出会った時に妙に魅かれるなんてことがあります。
男性「ボクがあなたを守ります!」、カッコイイ頼りがいのある男性の言葉だったりします。
女性「はい、ついていきますので守って下さい。」と女性が言うとしおらしい女性となり、良いカップルが成立したように思えます。
これは別の見方をすると、
男性「あなたは頼りないからボクが何とかしてあげます。」
女性「はい、わたしは一人で何もできないので、あなたがわたしを何とかして下さい。」、というエゴのやり取りにもなる訳です。
さらに直訳すると、こんなやり取りをしているわけです。
男性「ボクがあなたを支配しコントロールします。」
女性「はい、私はあなたに支配されコントロールされます。」
表面上は素敵なカップル成立で喜ばしい光景ですが、エゴのニーズにより魅かれあった場合、上記のようなやり取りが心の奥底で行われています。
ちょっと極端な例ですが…。
ですから、守るという気持ちが過剰になった場合、自分の範囲内に収めようとするので過干渉になったり、あなたの為にこういう事をしたんだから有難がれとか、ヘンな言動が出始めます。
頼りないお前の為にオレはいろいろしてあげているんだ! と言い始め、自分の思い通りの反応がなければ相手を批判し始めます。
やられている立場の方は頭ではおかしいと思いつつも、心の奥底にある自虐的エゴのニーズがそういう環境を求めているので、なかなかそこから離れられなくなります。
これが過剰になっていくと、いわゆるDVのような状態になり、依存とエゴが密接に絡み合い抜け出すことが困難になります。
エゴのニーズが必ずしもDVに発展するとは限らないのですけどね。
最初は共依存で紆余曲折があっても、長い年月を掛けてエゴと依存を超越したパートナーになる場合もあります。
だから何が良いか悪いかで判断できないのですが、今の自分に違和感があり何かを変えたいと思っている方は、こういうことも参考程度にしていただければと思います。
こういった事は波動の法則にも関係があります。
波動の法則と言えば、同じ波動の人同士が集まり仲良くできるという感じのイメージがあります。
今回のブログのような事例は表面上違う波動に思えますが、心の奥底にあるエゴの欲求を満たしたいという面では一致しています。
少し前に言われていたことですが、引き寄せをうまくするには深層心理のエゴ的なものをクリアにする必要性はあるかもしれませんね。
アセンションがあるかどうかは置いといて、何かしらエネルギーの変化は起こっていますので、そういった面でも過去の遺物と言って過言ではない、間違った記憶と信念体系から来るエゴなどをキレイにしておく方が良いのでしょうね。
そういうニーズには、ヒーリングサロンタムがお役に立てるかもしれません。
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