このシリーズの2回目を書こうと思ったら時間が経ってしまいました。
ヒーリングサロンタムでは以前から、外側との関係性よりも内側との関係性を大切にしています。
内側とは自分の心と潜在意識の領域の意となります。
これを大切にする理由は、自分でこの領域を見ないと、人は成長し進化できないからです。
自分の中で何が起こっているか分からなければ、肉体的にも意識的にも依存質のままとなり、力があるように見える存在や人にすがり、何かを求めるもその何かが分からず、与えられた環境や情報に溺れてしまい、自分自身を忘れた忘我の状態となっていしまうからです。
今回は、潜在意識にあるのものにフォーカスしていきたいと思います。
以前から書いていますが、潜在意識は自分の魂の記憶全てを知っています。
また、集合無意識とも繋がっているので、宇宙創世の歴史すら知っていることになります。
また毎瞬毎瞬、顕在意識の1000万倍以上の情報を処理していると言われています。
分かりやすい例えで、ヒプノセラピーにおける退行催眠治療は、催眠で潜在意識にアクセスしていることになります。
過去の記憶を知ることが今に必要と判断された場合、潜在意識が関係のある過去や過去世の記憶情報を顕在意識に届けます。
これだけで、潜在意識が膨大な記憶情報を処理しいること、魂の記憶を全部持っていることなどを説明するに充分だと思います。
スピリチュアルな感覚・能力・体験も、潜在意識の協力があれば、あっという間に開花することもできます。
ボクが潜在意識を内的ガイドとして大切にするのは、外的ガイドの声と持っている声の多くは、実は内的ガイドの声だと自信を持って言えるからです。
潜在意識にあるものを図にまとめてみると一目瞭然になると思います。
本当はもっと細分化できるのですが、概略でこんな感じにできます。
心というものは、顕在意識と潜在意識の狭間にある、様々な感情の源となる架空の器官とすればいいでしょうか。
インナーチャイルドと言われているのは、図の心と体の生活習慣の領域にいるとすれば良いでしょう。
トラウマ的な感情記憶を持っている部分ですが、幼少期の自分という擬人化されたイメージで捉えることが多いでしょうか。
脳医科学的には、記憶をしまってる部位があるとできます。
ですが、今世以外の記憶などは医学的に説明できない為、意識というのは時空を越える事ができ、どこかにデータがストックされていると考える方が妥当でしょう。
それが集合意識~さらに奥に進んだ集合無意識とできます。
『今ここ』という言葉がありますが、『本当の今ここ』とはこれだけ複雑となっています。
図には書いていませんが、家族・家系との係りの記憶の中には、生まれてから係ってきた記憶全てが毎瞬単位で記録されています。
そういうものから構築された、生きて行く為の基礎パターン(五感・思考・言動・行動)があります。
かと思えば、集合意識や超意識と繋がっている部分もあり、それらも様々なことに影響しています。
生命維持に関する領域もありますので、潜在意識を知ることは自分を知る近道と言えるでしょう。
次回は顕在意識の役割について書いてみたいと思います。
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